2013年9月12日木曜日

安倍首相が消費税増税の実施と5兆円規模の経済対策の意向。

https://surouninja.blogspot.com/2013/09/fiscal-policy-of-5-trillion-yen-in-order-to-eliminate-the-negative-impact-of-sales-tax-hike.html
安倍首相が本日(2013年9月12日)、来年度からの消費税増税(税率8%)を実施する意向を固めたとのことである。


消費税率、来年4月8%に=経済対策5兆円-安倍首相が意向 - 時事通信 2013/09/12-07:57
安倍晋三首相は12日、現行5%の消費税率を消費増税関連法に沿って2014年4月に8%に引き上げる意向を固めた。税率引き上げによる景気の失速を防ぐため、5兆円規模の経済対策を実施する方針だ。

消費税増税と同時に景気の失速を防ぐため、5兆円規模もの経済対策も実施する方針とのことだが、此れは甘利経済再生相が最低限必要と訴えていた2兆円規模の経済対策を遥かに上回る額である。

消費税増税がアベノミクス過激化を正当化するだろう。(2013年9月9日月曜日)
甘利明経済再生相が本日(2013年9月9日)、消費税増税を実施する場合には、増税で冷え込む経済を再び上昇トレンドに復帰させるために、補正予算編成等で2兆円を超える景気対策が必要との認識を示した様である。
安倍首相は、消費税増税を飲むことで、「アベノミクス」にガソリンを注入することの正当性を手にするわけである。

俺の予想していた通り、矢張り安倍首相は“消費税増税”を飲むことで与党内の緊縮派を黙らせ、「アベノミクス」の過激化を推し進める心算の様である。

此れで仮令(たとえ)今後「アベノミクス」の効果が薄れて来たとしても、安倍首相は「消費税増税が原因だった」と言い張ることが出来るし、其れに対処するための追加的な大規模経済対策も正当化することが出来るだろう。

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