更に核疑惑を巡る西側との交渉については、イランのカルト保守の親玉“ハメネイ”から全権を委任されていることも強調したとのことである。
「核兵器開発しない」=米との関係改善に意欲―イラン大統領 - 時事通信 9月19日(木)6時50分配信
【ワシントン時事】イランのロウハニ大統領は18日、米NBCテレビのインタビューに応じ、「イランはいかなる場合でも決して核兵器開発を行わない」と明言した。ロウハニ氏はまた、核疑惑をめぐる西側との交渉で最高指導者ハメネイ師から全権を委任されていることも強調した。
「ハメネイからの全権委任」というのが本当であれば、米英にとっても信用できる担保となるだろう。
どうやら次の米国との首脳会談では相当な進展が見られそうである。
イランに送金?NY五番街のビルを差し押さえ 米政府 - 朝日新聞デジタル 9月19日(木)3時7分配信
【ニューヨーク=中井大助】ニューヨークの五番街にあるオフィスビルの賃料がイラン政府に送金されていたとして、ニューヨークの連邦裁判所が、米政府によるビル全体の差し押さえを認める決定をした。ビルは全米屈指の高級ショッピング街にあり、米メディアによると資産価値が5億~7億ドル(約496億~694億円)に上るとみられる。
決定が確定すれば、米国内のテロ関連の差し押さえとしては過去最大級になるという。
米国はイラン(というかハメネイ)にとってキツめの交渉カードを切り始めた様だが、此れがハメネイの譲歩を引き出すのに役立ったのかも知れない。
【関連リンク】
2013年9月18日水曜日
イランがFB、Twitterへのアクセス禁止を解除。米国への民主化アピールか。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/09/iran-govt-allowed-access-to-twitter-and-facebook.html
イランに親米英大統領が誕生したとは言え、矢張り、イランのカルト保守の親分“ハメネイ”の影響力は今も無視できない。
イランが米国との久方ぶりの首脳会談を成功させるには、今後イランが如何にしてハメネイを抑えて行くのかを米国側に示す必要があるだろう。
2013年9月17日火曜日
米国とイランが1979年以来の首脳会談の可能性。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/09/iran-the-next-deplomatic-battlefield-between-us-and-russia.html
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